Q:「梅ジュースやあんずのコンポート、お砂糖はどうしているんですか?」

質問を頂きました

Q:「梅ジュースやあんずのコンポート、お砂糖はどうしているんですか?」


A:「きび砂糖や米飴を使っています」
梅やあんずなど初夏を代表する果実たちは、
なんとも甘いいい香りがしますが、ものすごく強い酸味を持っている果実です。
ですから、デザートやジュースにするために、どうしてもお砂糖が必須。
それも、ちょっとではなくて梅なら梅と同量ぐらいのお砂糖が。
「青梅ジュースのレシピ、どれを見ても氷砂糖だし、甘過ぎて…」というお声を
今回、自由が丘アンジェリのイベントで出展している際に何人かから頂いて、
ああ、私だけじゃなかったのね、と改めて思いました。
青梅やあんずの綺麗な色味を演出するためには、上白糖や氷砂糖がいいのですが、
あのキーーンとした甘さは、私はどうにも好きになれなくて。
紆余曲折を経て、現在の私の梅ジュースは、
お米を糖化させて水あめ状にした「米飴」と「きび砂糖」を6:4の割合で使っています。
色味は、若干渋めになりますが、それより味を選んでいます。
あんずのコンポートも、きび砂糖を使っています。
甘さの質の違い、機会がございましたら、ぜひ味わってみてください。

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