さろん楓 真帆です。
いつもありがとうございます。
5月にスタートしたAC勉強会初級クラス。
初回には、いつもちょっとしたゲームをやります。
一人の人の手を、みんなが両手を使ってぎゅーーーっと床に押さえつけるのです。
この人は、力づくでこの手を抜くことはできません。
でも、スッと手を抜く方法があるんです。
これを全員、その場で実践します。
実は、これは「てばなす」ということをからだで知るレッスンなのですが、
その人の中で実にいろいろな感覚、思いが動くのですよね。
ある方にとってこのレッスンは「衝撃的」だったそうです。
衝撃的過ぎて、勉強会が終わった後、とにかく箇条書きで出てくる言葉をメモしたというこの感想。
そうやって記録をつけたことがすごくよかった。
まずは読んでみてください。
感想とは違うかもしれません。
期待していたものをはるかに超える出来事に驚いています
・テキストを音読するのは、子供の頃以来です。
読むとき、間違えないように聞きやすいように滑舌よくしなければ
と肩に力が入っていたし、挙動不審な人にみられないように
とても緊張しました。・どうしていいかわからなくて、他の方たちが話しているとき、気が遠のいてしまいそうでした。
・共感できない私はダメなんだとか
・私は人の話がきけないんだとか
・手を抜くエクササイズ?にかなりの衝撃でした。
最初、「どうせ、すぐできるに決まってる」と思いつつ
・無理だったらどうしよう
・負けたくない、カッコよくやりたい
・こんなことして何があるの?
・早く終わらせて、待たせないように最後の一人になりたくない
・みんなと同じようにできない
・自分だけできなかったら、恥ずかしい、惨め
・イメージができない
・呼吸も自分のタイミングじゃない、吐けない
・みんなは凄いけど、私はダメなんだ
・素早くできた方に嫉妬
・途中、もう無理、やめたい、やりたくない逃げ出したいって思った
・できた瞬間、まったく何が何だかわからなくて受け入れられなかった
・終わってホッとして、安堵感で泣けてきた・未だに感覚がわかりません。
・もうどうでもいいやって思って、ただ手を引き抜いただけだった
・感情が高ぶり過ぎてコントロールできなくて子供のように泣いてしまった
(いつも感情が高ぶると泣くしかできない自分が嫌い)・感想とかと言われると、いい子ちゃんの仮面が出てている自分にうんざりしている。
だけど、ボキャブラリーが乏しいので、自分の思っていることと違う、なんかトン
チンカンなことしか言えない・場の雰囲気を壊さないようにしなければとか
・同じような目的で集まった方々と半年間、こんな感じの私でついていけるのか不安になった
と同時に、初めてちゃんと家族のことを他人に話すことができる空間が嬉しかった整理ができてないので、とりあえずこんな感じです。
皆が成功して、最後のチャレンジャーとなった彼女。
「自分だけできない」「自分はダメ」という状況が
幼い彼女のこころの中でどれほどの痛み、苦しさ、絶体絶命となっていたかを再体験され、
子どものように泣きじゃくりました。
そして、これをこうして言葉にして吐き出した後、
数日感は苦しかったけれど、3、4日経って、なんだかものすごくすっきりしたという彼女。
その翌週は、ひと皮むけたようなすっきりした顔でカウンセリングにいらっしゃいました。
そう。
何かを「手放す」ためには、逆のアプローチ、すなわち、ぐっと深く見つめてみることで
思わぬことが起こる。
力づく、努力ではできないことを可能にする方法がある。
AC勉強会はそんな学びです。
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