頑固にこびりついた汚れを優しく丁寧に洗い流す

さろん楓 真帆です。

いつもありがとうございます。

 

昨日のAC勉強会上級クラスでは、
過去に貼られたレッテルを剥がすというワークをやりました。

 

「無神経」「冷たい」「自立心がない」「怠け者」
「わがまま」「みっともない」「だらしがない」「品がない」などなど、
私たちは、多かれ少なかれ、そんな血流が妨げられるような言葉を投げつけられながら育ってきています。

 

これらの言葉、表現には、不器用な愛の表現もあれば、期待の裏返しもある。
その批判から学ぶべき真実がある場合もある。
でも、誰かの単なる感情のはけ口に過ぎない言葉も決して少なくない。

 

なんであれ、悲しいのは、子どもだった私たちは、素直にそれを受け入れてきた、ということです。

 

つまり、貼られたレッテルだったのだけれど、
自分が能動的に受け入れてきた、自分の中に取り込んできた、ということ。

 

だから、人にそれを打ち消すような肯定的な言葉をかけられたぐらいでは、簡単に変わらないのです。

自分の信念というぐらいに浸透しちゃっているから。

「どうせ私は○○だから…」と、
受け入れてしまった方がラクと感じたこともあったでしょう。

 

だからね、自分が意を決して剥がそうとしない限り剥がれてはくれない。

 

ただ、このぺちゃんこの自尊心を持ち上げていくのは、
ものすごいエネルギーが要る。

 

一人ではできない。

だから、人の存在、人の手が必要なのです。

☆   ★   ☆

ある方は、自分のひまわりが真っ黒に塗られてしまったイメージを持たれていました。

 

換気扇にこびりついたような真っ黒な油汚れを落として欲しい。
水は冷たいから嫌で、あったかいお湯で、
あと、たわしでごしごしは嫌という彼女からのリクエストで
仲間たちが真っ黒なひまわりを洗うというパントマイムを始めました。

 

ひまわり洗浄隊^^の一人が言っていました。
「優しく洗い流すという行為そのものにものすごくすっきりした」って。

 

私も、皆さんが丁寧に洗い流す優しい手つき、
想像力をフル回転して、楽しそうに笑いながら愛おしむように磨く様子に
とてもとても温かい気持ちになって、とてもとても嬉しかった。

 

…自分のこころの中に、「汚れちまった何か」があると感じている方がいらしたら、
どうぞそれをイメージして取り出して、実際にパントマイムで洗い流してみてください。

 

そうして、自分の中にその「何か」を納め直してみてください。

 

自分でやっても、何かがほんの少し変わるかもしれません…

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