AC勉強会と続AC勉強会へ参加しての感想
私は、2014年10月〜2015年10月の一年間、さろん楓のAC勉強会と続AC勉強会へ参加しました。
真帆さんのもと、他の5名の参加者と一緒にACについて学ぶことができたのは、
私にとってかけがえのない体験になりました。
同時に、今までの人生を一度立ち止まって振り返り、
自分がどうしてこんなに生き難いと感じてきたのか、の原因を紐解くスタートの一年となりました。
参加して一番良かったことは、毎回の勉強会、真帆さんの個人カウンセリング、
そしてAC勉強会の仲間たちとの交流を通して、自分の偏った思考パターン、親とのやり取りのパターン、
人間関係における人とのかかわり方のパターンに客観的に気づくことが出来たことです。
その過程でも、怒り、悲しみ、やりきれない思いなどフツフツをわいてきて、心身ともにしんどい時期が何度かありました。
それだけ、今までの人生では幼い頃から自分の感情や本音を抑圧して生きていたこと。
そして、大人になった今でも、私をもっと大切にしてほしい、構ってほしい、愛してほしい、
という子供時代に満たされなかった欲求が、パートナーや友人との人間関係で感情として出てくることも分かりました。
以下は、今年の3月、ちょうど続AC勉強会がスタートした頃に、
どんなことに私が生き難さを感じているのかを個人的にメモした内容です。
半年以上過ぎた今、改めて項目を振り返ってみると、
○になっている部分は「今は大丈夫、改善してきたかな。」と思える項目です。
半年間でも気づかないうちに意識は変化しているんですね。
○写真に写るのが苦手
○自分が主役になるのが苦手
・自分を語るのが苦手
・自分が注目されると緊張して焦ってしまう
・自分のことを卑下する
○自分に厳しい
・漠然とした自分に対する自信のなさ
○自由に楽しむことに罪悪感
○主婦生活、仕事をしてお金を稼いでいないことに罪悪感
これからも、まだまだAC回復への長い道のりは続いていきます。
続AC勉強会が終わった今も、ただそのプロセスの一地点にいるのにすぎません。
まだまだ両親に対して被害者意識が強くて、恨みや怒りの気持ちがわいてくることもたくさんあります。
でも、これからは一方的に言われて感情的になるのではなく、
「私の気持ちはこうだよ。」という主張を冷静にすることも可能になる気がします。
そして、親を恨みきることを通り越したら、今度は自分のAC体験から、
自分が生まれ育った環境から何を学んだのか、そこから得たものにも気持ちが向くようになりたいです。
自分が育ってきた環境で当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかった。
健全ではなく不健全な環境だったと知って受け入れることはショックも大きいですが、改めて気づけてよかったです。
普段の生活で親しい友人にもあまり打ち明けたことがなかった心の内、
でも心に大きな影として占めていた部分を、真帆さんや仲間にシェアして、
全肯定で受け入れてもらった経験は貴重でした。
そんな機会を提供してくださった真帆さんには心から感謝しています。
有難うございます。そしてこれからも宜しくお願いします。
自分に向き合う秘訣のひとつに「記録をつける」があります。
人は、過ぎ去った過去のことはどんどん忘れてしまうから。
生きづらさのメモをとったところがまさに知性。
拍手を贈ります。
半年でこんなに変容してるんだと認識できたら、
それこそが自信になってゆくと思うのです。
半年って、意識しなければ季節と共にあっと言う間に過ぎ去る時間。
でも、記録という知性を使ってみたら、かけがえのない自分の歩みの歴史になるんですよね。
そして、Mさんの勇気ある姿が、皆を大きく動かしましたね。
その底力にもこころから拍手を贈ります。
これからも一歩一歩歩んでいきましょう。
そう、「なかったものもあった。でも、確実にこれは親からもらったんだ」という視点に、必ずや出会えます。
真帆
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