「実は、嬉しいことってあんまり人に言えない…」

さろん楓真帆です。
いつもありがとうございます。

ときどき言われます。
「真帆さんはいつもいろいろな人の悩みやネガティブな話を聴いていて、

ストレスが溜まらないんですか？」って。

真剣に話を聴くって、けっこうエネルギーを使います。
だから、肉体的には疲れたりしますが、
「ストレス」とは感じていないのです。

実際にね、さろん楓にいらしている方がカウンセリングセッションで、
悩みや愚痴、ツラい話ばかりしているかというと、そんなことはないのです。

それよりもね、いい話、嬉しい話もいっぱい聴くのです。

私たちって、実は、すっごく嬉しかったこと、
しあわせなこと、誇らしいことを
そのまま友人に話すことってなかなかできないのですよね。

自慢に思われたら嫌だし、
嫉妬されたら嫌だし、
相手がつらいときに、いい話をしたらなんか悪いし…。

いろいろな想いが錯綜して、
「とはいっても、たいしたことはないよー」とか、
3割引きぐらいにして話したり、ね。

それよりも愚痴や悪口のほうがつながりやすい。
愚痴や悪口を言わないと友達になれないと真剣に思っていた方もいました。

つらいね、しんどいねという共感もなかなかされにくいと同様に、
よかったね、すごいねという共感も得られにくい人の世。

そんな世の中を反映してか、私のところに、
いい話、素敵な話が届けられるのです。

人が、自身の傷みを成長に変えてゆく姿は素敵です。

もちろん、いい話を持ってきてくれるのは
半年、一年と通い続けている方ですし、
個人セッションを経ている方が多かったりしますから、
生い立ちや家族構成、これまでどんなことに悩んできて今があるのか、私は知っています。

だから、めっちゃ喜び合います。褒めます。
抱き合ったり、泣き合ったりすることもある。

メールで嬉しい報告を頂いて、
ひとりで涙することもありますし、
嬉しくて祝杯をあげることもありますよ。

今日も、そんな自らの成長を報告してきてくれた方のメールを
ご紹介させていただこうと思います。

AC勉強会に参加している25歳の女性からのメールです。

真帆さんにお話したい出来事があります。
仕事でのことです。

昨日、お客様を対象にした勉強会がありました。

先月半ばくらいに、その勉強会に私を講師？というか
勉強会の話し手になってほしいという依頼がきたのです。

依頼がくるといつもなら超身構えてしまい、絶対無理とか
話が来た瞬間からどよーんとしてしまう。

しかも、講師や話し手になるなんて、まったく初めての体験です。

だけど、そのとき、まあなんとかなるか、と引き受けられたのです。
私引き受けられる器になったのか、、、じーん。
と、そのときはならなかったけども、今振り返るとそんな感じ。

そして、昨日の本番までにパワーポイントで資料を作成して、
緊張して何言ってるかわからなくなるから、カンペを作りました。

作っている最中もいつもと違うものを感じました。
いつもならげーげー、いやだなあとマイナスなことばかり考えていたけど、
今回はカンペを作る過程で、話す内容と向き合ってる感じ。

緊張もしながらも、カンペを書き進めるたびに、
自信というか安心につながっていく感じでした。

本番もまず緊張していること、自分は話し手は初めてであること、
等身大の自分で自分なりに一生懸命話しました。

この前のAC勉強会で、いっぱい表現してみよう、
自分の言葉で話せば、一生懸命は通じるというのを信じて。

お客様名は20名ほどでしたが、その中で不思議と緊張もせず、
自分のペースで、しかも、AC勉強会でも話すような
自分の経験談も交えながらいうことができました。

話しが終わった後、お客様たちから
「わかりやすかったよ、胸にすっと入ってきたよ。」といわれ、
あー。。。自分よくやった。頑張った。えらかった。すごく褒めました。

今まで経験したことのないことは、不安だし、怖いし、
つい、いやー！と避けてしまいます。

それが今回やってみよう、と前向きに取り組めたこと、
ちゃんと準備して学べば自分はできるんだ、というのがわかり、
一歩も十歩も前に進めて成長できた気持ちです。

自信にもつながった気がします。

なんだか、とても真帆さんに報告したくてメール差し上げました。
この前も言ったけれど、うれしいことって、あんまりほかの人に言えない。

でも、真帆さんはちゃんときいてくれるから、嬉しかったこと、真帆さんに伝えます。

いつもありがとうございます。