ごぼうの卵炒め
ごぼうのぎゅっと締まった食感と卵のふんわり甘さ感が
春の気が立ちつつも寒い今の時期にぴったりです。
①ごぼう半分ほどは、ささがきにして、酢を数滴垂らした水にさらしておく。
②卵2個を解きほぐして、フライパンに油をしき、卵を一気にいれ、強火でさっと炒め、取り出しておく。
③次に再び、フライパンに油少々を入れ、塩をひとつまみ入れ、ざるにあげておいたごぼうを弱火でじっくり炒め、塩で調味。
※塩の量は、ごぼう半分ぐらいで塩小さじ1/2ぐらい。
ちょっと多いと感じるかもしれませんが、自然塩をしっかり使うことで、ごぼうの甘みを引き出します。
心配な方は少しずつ加えて、味をみながら進めてください。
④ごぼうが透き通るぐらいになったら、卵を戻し入れ、馴染ませる。
胡椒や山椒、花椒で風味をつけてどうぞ!
洗いごぼうは、なぜあんなに白い?
基本の重ね煮レッスンでは、いつも、ごぼうの扱い方、洗い方をお話します。
市販の「洗いごぼう」の白さの秘密をお話すると、
皆さんは決まって「あ〜〜、これから、もう絶対、泥ごぼうを買います」と言われます^^
ひとつひとつの野菜の性質をよく知っていくことが、
作る料理を美味しくする秘訣です。
4月からスタートする調理力講座では、
毎回、そんな時間をしっかり作りますよ。
そういえば、先日、出張味噌作りの傍らで、
この卵炒めを作るためにごぼうをささがきにしていたら、
「どうしたらそんなに細く綺麗にできるの?」って。
コツをご紹介したら、その方は、すっかりささがきの虜になって
「わ〜、楽し〜〜!」とひたすら、ごぼうをささがいていました。
「そんなこと誰も教えてくれませんでした」とは、よく言われるセリフです^^
ちょっとしたコツを知ることで、手作業が楽しく変わります。素敵な瞑想タイムに変わります♪
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