さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。
あの、女性活躍担当相という役職名に
言いようのないショックと言いますか、
失望感を覚えたのは私だけではないと思うのですが…
皆さんはいかがかしら?
さろん楓、
ちょっと新しい試みをやろうと思います。
仮に名付けるとするならば、
男女共生委員会(笑)
学校の委員会みたいなものと思っていただければ。
「オンナの感性力×オトコの理解力」
オルタナティブー新しい選択肢ーを求めて
9/27(土)14:00〜17:00
東京目黒さろん楓
3¸000円その後、懇親会あり(自由参加です)
私が、ACと家族、ACと女性性というテーマを掲げて
セッションをしていて思うことは、
意識的にも、無意識的にも
私たち女性がいかに「女のシナリオ」に囚われているか、です。
「女性はこうあるべき」「こうでなければならない」
というフレーズになると、
それは「苦しい」「窮屈」と認識できる。
「ちょっと違うでしょ」と声をあげることもできる。
「昭和じゃないんだから」とかね。
でも、そうではなくて、
至極普通に当たり前のこととして
「女性はこういうもの」と
何の疑問もなく思い込んでいることがある。
「そーゆーもんだ」として認識しているから、
DNAに刻まれているんじゃないかと思えるほど
根深ったりする。
ということは、裏を返すと何の疑問もなく
「男性はこういうもの」と認識しているということです。
男は強くあるべきもの、男なんだから○○ってやつですね。
その女のシナリオ、男のシナリオには、
意識的にも無意識的にも、
どうしても女性側に犠牲者、被害者意識がある…。
でも、人はずっと被害者ではいられないから、
なんらかの形で逆襲しようとする。
たとえば、男性と互角に闘ってしまおうとする。
それはわかりやすい形よね。
世話をして、甘やかして力を奪い取ってしまうという
愛という名の支配も
実は女性の力を証明しようとするものだったりします。
そんなめんどくさい、わかりにくいパワーゲームの中に
私たちはまだ存在しているんじゃないかと思うのです。
女性性の時代といわれる21世紀になり、
多くの女性が「女性性」というキーワードにアンテナを立てた。
そして、セクシャリティーにスポットライトを当てた。
でも、実のところ、今、注目すべきはジェンダー(性差)の分野なんだと思うのです。
からだは「私」であるから、
実体あるものであるから
ちょっと見つめると、
言葉にできるようになる。
言葉と感覚がつながると
自分のセクシャリティを認め、
尊重できるようになっていく。
少なくない女性が、
性のことを気高く取り扱っていいものだとわかると、
茶化すことなく、自分の性に関する悩みを語れるようになります。
さろん楓のカウンセリングでは、
さまざまな人間関係の問題と同様に
ごく普通に性のことが話されています。
けれど、女のシナリオの縛りに関しては、
私も女性であるがゆえに、
「女性たちで話していても埒があかないね」となる。
そう思ったときと、
少なくない男性たちが
今の「男はこうあるべし」に違和感を感じて
別の世界を模索していることに気づいたのは
ほぼ同時だったでしょうか。
男性は男性性神話の中で
実は感覚を麻痺させている。
そんななんとも不確かな感覚を
それぞれ互いに持ち寄ってもみようではないかと思うのです。
たとえば。
ある男性(41歳独身)が言っていました。
「ずっと女性はか弱い存在だと思ってた。思い込み過ぎた。
今思うとそれは傲慢だよねぇ。
女性の事を何も信頼してなかったんじゃんって。
そんな思い違いに気付いたら、女性に甘えて良いのかな?って
思うようになって、初めて結婚を考えるようになってきた」
こんなことを言っていた男性も。
「いや、感覚的、感性的な話題になると男はどうにも
女性に叶わないから、理屈を求めたりしちゃうんだけど、
実のところ、訳のわからない世界が怖かったりするんだよね」
でね、男性のこんな声も聴こえてきます。
「女性同士がなんで争うのかまったく理解できない」
こういう率直な言葉を聴くと、
男と女って、職場でも家庭でも
もう一歩ずつ歩み寄ったら、
もっと面白い世界が想像されるんじゃないかなと希望を抱ける。
一人の男性が言葉にしてくれる想い、本音は
自分の身近な男性を理解する助けになる。
逆に、男性にとって、一人の女性のリアルな悩みや希望をは
自分のパートナーの女性を理解する道しるべになる。
そんなところでかすかな希望を抱けるのは、
「純粋ばか」な私だけかもしれない。
だとしたら、尚更さろん楓でやってみようかなと思う。
いつもの「こういうもんだ」ではない「オルタナティブ=もうひとつの選択肢」
そんな世界があるなら覗いてみたくありませんか?
☆ ☆ ☆
そもそも、私たちは「人の中」での
自分のあり方、見え方に悩み
自分をよく見せたいとか
好かれたいとか、嫌われないようにとか
こう見られたらどうしよう?とか、
余計な「枠」「縛り」「思い込み」を抱く。
今は、そこに情報も加わります。
セオリーを得て、さらにそういうもんだと理解してしまう。
失敗しないように、傷つかないようにと防御してしまう。
でも、そういう「枠」「仮面」を取り外せるのも、
いや、取り外しても大丈夫なんだという安心感を
得られるのも「人の中」なのではないだろうかと思います。
だから、みんなで話をしてみようかと思いました。
終着点が見えないかもしれない。
何も変わらないかもしれない。
でも、それでも集ってみようと思います。
現実にしっかりと足をつけつつ、
でも、そんなチャレンジングなマインドを大切にしたいという
大人の男性、女性のご参加をお待ちしています。
「オンナの感性力×オトコの理解力」
オルタナティブー新しい選択肢ーを求めて
9/27(土)14:00〜17:00
東京目黒さろん楓
3¸000円その後、懇親会あり(自由参加です)
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