先日は、書道教室ご縁の調理人「又さん」をお迎えして
「大井○丁目食堂@ときどき目黒 〜鯵料理〜」を開催しました。
築地から直に運んできてくれた鯵(あじ)と又さん。
実は、それだけでなく、鰯(イワシ)と帆立もおまけについてくるからすごい。
3種のお刺身、鯵のたたき、鯵の酢じめごはん、つみれ汁を皆で堪能しました。
スパッと潔い「男の料理」でした。
でもね、同時に、やっぱり野菜も食べたいよねーってことで、
私は、重ね煮サラダ、焼きピーマン、かぶの浅漬けと野菜担当をさせて頂きました。
生後2か月の赤ちゃんから、ほぼ3世代の老若男女が集合。
この日に、妊娠が発覚!なんて嬉しいニュースを持ってきてくれた方もいたり、
なんとも思いやり溢れる場になっていたことも素敵でした。
拓鶯書道塾のご縁から生まれた企画ですから、文字指導コーナーもありました。
私がいつまでたっても「崎」という字を上達しないということから、公開処刑になったわけでしたけれど(笑)
夜半の男の包丁研ぎ講座もありました。
おかげでさろん楓のの包丁の切れ味、抜群になりました^^
★ ☆ ★
鯵、その新鮮さゆえの神々しい姿が鮮烈でした。
まず澄んだ目が凄い、強い。
熟練した腕で、かつひと思いにスパッと切り落とすから、切り口も鮮やか。
内臓までがクリアでその形状はアートのように美しい。
薄皮をぴーっと剥いだ身の光り方といったら。
「だから、ヒカリモノっていうんだよね」とその表現に納得します。
何尾もの鯵の目ヂカラに、その生命力に、おののいていたのは私だけだったでしょうか…。
まな板のうえに、その姿を横たえる姿は美しく、シュールで…強烈に焼き付きました。
別に、鯵を調理したことがないわけではないのですが、
私は、日々野菜を料理していることがあまりにも多いからでしょうか、
野菜だってもちろん生命なのだけど、血を流す生命を頂くゆえの生命力を感じた素敵な、素敵な美味しい夜でした。
又さん、ご参加の皆さん、ありがとうございました。
また次回企画もやりたいね。
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