自信とは、静かなもの

さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。

 

皆さんは、「自分に自信がある人」というと、
どんなイメージを抱くでしょうか?

 

堂々とした感じ?
イキイキしてる?
キラキラ輝いている?
ハキハキと話す人?
素敵な笑顔?
愛されてしあわせな人?
自分らしく生きている人?

 

なんとなくそんな雰囲気を連想させるのではないかと

思いますが、どうかしら?

 

現実には、多くの方が言われます。
「自分に自信がないんです」って。

 

でも、おはなしをよーくお聞きすると、
自分はある程度ちゃんとできる、
対処できるという確信をちゃんと持っていることが見えてくる。

 

そうやって指摘すると、
「ああ、確かに自分はそこそこできる、やれてると思っているかも」
と見方が変わってきます。

 

あれ、自分は自信がないと思っていたけど、
意外やそうでもないのかな?って。

 

自信って案外、静かなもの、です。

 

自信って、自分を信じること。
自分の感覚をある程度信じること。

 

決して、間違わないことじゃないし、迷いがないことでもない。
絶対的な自信は、ときに過信につながることもある。

ちょっと自分の感覚を疑ってみることが

自分自身のブラッシュアップにつながることさえある。

 

ん?

 

では、なぜ自信がないと思い込んできてしまったんだろう?

 

それは「自信がある女性」というキラキライメージが、
メディアの中でどんどん肥大化してしまっているから、
それに触れれば触れるほど、
つい、そんなものは私は持っていない、
自分はダメだなぁと思ってしまうというわけです。

 

思い浮かべてみてください。
ご自身の仕事のひとコマで、日常生活の中で
自分がそこそこちゃんとできるなと感じている感覚。

 

うん、大丈夫という感じ、
けっこう静かなものでしょ?

 

さほど高揚感溢れるものでも、
興奮するものでも、血が騒ぐ感じでもないでしょ?

 

自分の内側から生まれてくるものに
感覚を研ぎ澄ますことができるようになってくると、
世の中のイメージとは違う
自分の感覚、自分の真実がつかみ取れるようになってきます。

 

(そんな感覚、感情の学びである感情のワーク、

GWにやろうかなと思っています)

 

★   ☆   ★

 

一年前、20年近く従事していた仕事から離れたというMさん。
からだを壊したり、人間関係に悩んだことがきっかけだったそうです。

 

充電期間中、別の仕事をしようか?といろいろと考えられましたが、
やはり、同じ業界に戻ることを決意され、
この4月から働き始めました。

 

数日経ってから「仕事どうですか?」と尋ねたら、
ちょっと浮かない顔…。

 

「なんだか淡々としていて、
あれ、これはやっぱりやりたい仕事ではないのかと
思っちゃったんです」

 

☆   ★   ☆

 

「仕事を淡々とする」「淡々とできる」のは、
むしろいいことじゃないかな、と私は彼女に言いました。

 

「淡々と落ち着いて、心を込めて仕事をできたら
それがベストじゃないかな?

 

落ち着いてできるのは、自分はできるという自信が
あるからで、自信って、実は静かなものですよ。」

 

Mさんの顔がぱぁっと明るくなりました。
そして、その翌日に頂いたメールが下記です。

相変わらず落ち着いて、仕事やってます…(^-^;
「自信とは静かなもの」それがあるって幸せなこと。
この間、そんなことを言われ、
なんだか気持ちが明るくなってきました。
そんな風には考えてもみなかったので…。

 

自信… 確かに、かなりどしっと構えて仕事してます。
スタッフの方からも、逆に「教えてください。」と言って頂いていたりして。
これまでの経験は無駄ではないんだな…と思えました。
気づかせてもらえて良かった…。

 

自分としては大分気楽な気持ちで働けています。

 

今までのように、色んなものを一人で背負う必要がないということが、
こんなにも穏やかなものかと実感しています。
自分の気持ちと身体をを大切に働いていきたいと思ってます。

皆さんも、自分が今やっている事、
それが「仕事」であっても「家事」であっても、
その中に存在している小さな自信=自分を信じる感覚に

ぜひスポットライトを当ててみてください。

 

ちょっとだけ見える景色が明るいといいな。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました