【からだ喜ぶ季節の一品】
切干大根のおかずといえば、煮物が代表選手ですね。
おばあちゃんの味!健康的なお惣菜の代名詞のような存在として
外食産業でもしっかり存在感を放っています。
でも…。
はっきり言わせてください。
お惣菜屋の切干大根の煮物、居酒屋の突き出しの煮物、
甘過ぎませんか?
切干大根の旨みがどこかへ行ってしまっている。
単に甘いおかず。
それが「切干」の印象になったら…
実に冴えたこの食材のよさが伝わっていないのでは。
そんな乾物業界の憂いを一身に背負ったつもりもありませんが(笑)
2年前、「切干大根を制する!」というタイトルで、
煮たり、揚げたり、切干大根を美味しく食べよう料理教室を企画しましたが…
か、閑古鳥…。
結局、お一人しかいらっしゃいませんでした…(涙)
そんな痛い体験からも不死鳥のごとく甦った私は(笑)
調理力講座では、こうした「簡単で美味しいあと一品」は
人気メニューの副菜として、講座に入れ込むようにしました。
そうしたところ…。
昨年の夏の調理力講座でこの切干大根サラダを食べた方たちは
「毎週、スーパーの切干大根を買い占めている!ほどに作っている!食べている!」
「冷蔵庫にいつもあります!」
という反応。
「だから、言ったでしょ」と言いたい気持ちを抑えながら(笑)
お送りしますよ、切干大根サラダレシピ。
切干大根ときゅうりのサラダ
①切干大根約40ℊをさっと洗い、ボールにいれ、ひたひたの水で15分戻す。
※「ひたひたの水」とは、食材が「ちょうどかぶるかかぶらないかぐらいの水」のことを言います
②その間にきゅうり一本の下ごしらえをして、
千切りし、小さじ約1/4の塩をまぶしておく
③ごま油:醤油:お酢を2:2:1の割合で混ぜる
この分量でしたら、それぞれ小さじ2と小さじ1の割合で。
④15分が経過したら、①の水を絞り、食べやすい長さに切る。
⑤②のきゅうりの水を切り、④に合わせて、③をかける。できあがり。
※冬場でもこのコリコリ感は美味しいですが、その場合は、きゅうりではなく
人参にするなど、合わせる野菜を変えてみてください。
※夏は、この分量のお酢で美味しいですが、秋から冬にかけては、お酢少な目が美味しいです。
調整してみてください。
※ごま油を使うので、中華な雰囲気になりますが、オリーブオイル、菜種油など
オイルを替えることでまた風味の違う一品になります。それもぜひ試してみてください。
※山椒や七味唐辛子などの辛みを加えても美味〜〜〜♪
ぜひ、お試しあれ!
6月より調理力講座中級夏クラススタートします。
重ね煮オンラインレッスンもやりますよ。
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