さろん楓 真帆です。
いつもありがとうございます。
GWの子どもの日、
ちまきランチ&柏餅つきの「感情を知る、感じる、表現するWS」でした。
…感情。
「感情は味わい切ればいい、感じ尽くせばいい」というフレーズが巷に溢れるようになりました。
それを多くの人が耳にしている。だから、そう理解している。
でも、恐れる。
それはなぜ?
やはり「怖い」と思っているから、ではないかしら。
そもそも「味わい切ればいい、感じ尽くせばいい」という言葉こそ、
さっさと捨てたいものみたいに扱ってない?
感情と「向き合わなければならない」という義務感、べき論に
なっているとしたら、それはしんどい。抵抗感が出て当然と思う。
感情を表す人を「みっともない」「恥ずかしい」「迷惑」と思っているのだとしたら、
そんな人に心底なりたいと思うわけがない、なれるわけがない。
だからこそのご提案をしています。
「感情って、感情を分かち合うっていいものよー」という感慨を持って帰ってもらうWSなのです。
★ ☆ ★
「こんな内容とは、想像もつかなかった!」と毎回言われます。
「すごく泣くことになるのではと怖かったけど、そうじゃなくてものすごくあったかかった」と驚かれます。
私がいい意味で期待を裏切るのが好き^^というのもありますが(笑)
それだけが理由ではなくて、
私たちは、初対面の人と、お互いのことをほとんど何も知らないのに、
ある感情をテーマにびっくりするほど話が弾んだりする。そんなことができる。
なぜなら、感情は誰もが持っているものだから。
扱い方、接し方、表現の仕方が違うだけで
感情をテーマに私たちはつながることができる、と私は思うのです。
★ ☆ ★
みんなで、感情の種類をピックアップしてボードに書き出していたら、
ある方が「サスペンスドラマができそうだわ」と言われました。
「おお、恋愛シリーズ!」と声があがった、恋愛につきものの感情群もありました。
ドラマや映画、小説に「感情」がなかったら面白くないですよね。
スポーツだって筋書きのないドラマ。
そう考えると、確かに、感情は悪いものではない、そう思えてくる。
それなのに、なんで自分の感情はそう捉えられないんだろう?
そんな感情を感じている自分をどう解釈してる?
どうして人の感情に振り回されてしまうんだろう?
そんなとき、自分の中で何が起きているんだろう?
人の感情をどう扱ったらいいかもわからないんだよね。
こういうとき、どんなふうに言えたらいいんだろう?
このように自分が超えたい具体的なテーマ、課題が見えたらシメたもの。
そのほかに、インタビューし合ってみたり、
左手お絵かき(スクリブル)をしてみたり、
からだで表現してみたり。
自分が話した気持ちを人にわかってもらうことがどれだけ嬉しいか。
人の感情表現がどれだけ自分に響くか。
感情は止まってないで流れていくことを体験してみる。
緊張したり、やりたくないなーと思ったことをいくつえいっと超えてみただろう?
その先に、皆さんのなんともいえないいい笑顔がありましたね。
…こんなふうに展開していく一日です。
皆で、竹の皮でちまきを三角に包んだりもしました。
蒸したて、美味しかった。
また開催しようと思います。
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