仕事の話はできる。でも、雑談ができない。

さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。

仕事の話はできる。
けっこう深い話もできる。
でも、雑談ができない。

 

この悩み、AC勉強会に参加している方たちの多くが
抱えていたりします。

 

たとえば、勉強会の場でも参加者同士で談笑し合っている
様子を見ても、自分は入れない、
なんだか自分だけ疎外されているように感じてしまう…。

 

そういう方たちが、仕事ができないかといえばそんなことはない。
むしろ、仕事はけっこうできる。
こころの深〜い話もできる。

けど、雑談が苦手だから、

そうしなくていいように振舞ったりする。

 

でも、すべての人たちにこころの奥深くまで
見せる必要はないですね。

 

いかに表面的な話をするか?
そこに悩むというのもある意味おかしな話ですが、

でも、実際多くの方が重荷に感じていますね。

 

雑談で一番しやすいのが、お決まりの季節、天気の話。

 

そのほかには、持ち物、着ているものを褒めるのもいい。
「その色、似合いますね」とか「いい色ですね」とか。

 

似合うとは思わなかったら?(笑)
ただ「それ、素敵ですね」って言えばいい^^

 

もっと時間が余っていたら?

ここで、時事問題は避けたいですね。
議論しても仕方がないし、
どうしても閉塞した雰囲気になってしまう。

 

そんなときこそ、住んでいる場所の話。
「何線の何駅ですか?」
今、相互乗り入れなどで電車事情ってものすごく変わったから
「あの電車ってどこまで行ってるんでしたっけ?」なんて話に発展もする。

 

ひょっとしたら、過去に住んでいた場所だったり、
何かのご縁で通っている場所だったりするかもしれない。

 

もし、行ったことがある場所だったら、
共通に知ってるスポットの話で盛り上がるかもしれない。

 

さらに、時間があったら?

仕事の話を振るよりも、
出身地の話が面白い。

 

行ったことがあったり、何らかの関心があれば、
そのまま話が広がるし、名産物だったり、観光地だったり、話は広がりやすい。

 

そこに、季節要素が入ったら、さらに話は広がりますね。

 

正月だったら、お雑煮に何が入る?
何でお出汁をとるの?とか。

 

おでんに何入れます?とか。

 

節分だったら、ほんとに関西では
家族全員で同じ方角を見て恵方巻きを食べるんですか?とか

 

ひな祭りだったら、ちらし寿司には何が入るの?とか。

 

「そこに住んでいると、修学旅行ってどこに行くんですか?」
と話を広げることもできる。

 

「部活は何やってました?」も面白い。

 

仕事とか、恋愛、結婚、家族とか
今のあり方、人生の状況と関係なく、人と話ができると
人と関わることで広がるものがいっぱいあることに自然と気づけると思うのです。

 

こんな話題を数人でしていたら、時間はあっという間に過ぎる。
その人を構成するさまざまな要素が見えてきたり
日本って広いねって、視野が広がったり。

 

ただ、同窓会に限ってはこの方向性は成立しないので^^
どうしたらいい?という悩みがあったら
どうぞ訊ねてくださいね。

 

つ・ま・り、

雑談の根っこ、それが「人への興味」だといい。
今、どういうことをしている人なのか?と
自分と話が合う環境にいる人なのか?という「詮索」ではなく。

それは、実は自分に対する興味だったりもする。

 

当たり障りない話をしようとどうにも息詰まるけれど、
自分の身の周りの話をしようとせずに、
自分を脇に置いて、その人が生きてきた背景を知ろうとしてみる。

 

誰だって自分に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
そうすると、人から同じ興味が戻ってきたりする。

嬉しさの循環はこういうところから始まります。

そうしたら、雑談をする間柄から
深い話をする関係性に発展することもあるかもしれない。

 

「自分」にフォーカスし過ぎて、
「自分」に埋没し過ぎていると、
この客観的な視点というものが持てないのですね。

 

だから、雑談を楽しむというのは、
実はムズカシイわけです。

 

だから、子どもはできないですね。

 

逆に、雑談は得意だけど雑談しかできない、という方には、
別の処方箋があります。

 

さぁ、雑談が苦手な方、よかったらトライしてみてください。

それが自然にできるようになるとラクですね。

もしうまくいかなかったら?
そしたら、またそのときに改善策を模索しましょ。

レッツトライ、です。

 

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