五感をフル活用する時間
花かつおでだしをとるところからスタート、
お醤油、みりん、お砂糖を合わせてぐつぐつ煮詰めて、天丼のたれを作りました。
私が調理でお砂糖を使う数少ないモノです。
何よりもまず、澄んだかつおだしの色、香りにうっとり、でしたね。
きゅうりの下ごしらえの「終わり」サインが
わかることを確認し合ってお互いに笑顔。
きゅうりを塩揉みすると、徐々に水分が出てきて
緑色がぱっと発光してゆくさまに感動する。
これだけ五感を総動員しての作業ですから、
どれだけレシピや動画による情報が溢れていても
肌感覚による実体験がなかったら
わからないことだらけで、いつしか思考停止となり、
嫌になったり、めんどくさくなったりするのは
何ら不思議ではないと思います。
揚げる
天ぷらを揚げるのは、一人ひとりがいろいろな野菜で実践しました。
食材によって、揚げ油の温度や時間が違うこと。
少ない油で揚げる場合のコツ、
揚げ上がりのタイミングの見極め方から
天かすを綺麗に取り除いて、
油を綺麗にキープする網杓子の選び方、使い方まで。
油がパチパチしても、理由がわかれば
恐がらずに、落ち着いて対処できますし、
気をつけるべきことがわかってきます。
今回、アボガドの天ぷらに興味を持たれた方が多かったよう。
アボガドの扱いもばっちり習得しました。
さろん楓では、料理教室のごはんタイムによくある光景なのですけれど、
誰も言葉なく、真剣に、夢中で味わっている静かな時間があるのです。
そして、一人でうんうんと頷いていたりする。
タイトルをつけるなら「食べる女。生命力」かな。
私は、その時間がけっこう好きです。
1年の半分が終了という夏越しの大祓の日の夏越ごはん。
人気の揚げ物レッスン、賑やかに終了しました。
2019年後半も、私にとってもあなたにとっても、健やかな時間でありますように。
次回は、スパイスから作るカレー&タンドリーチキンです
次回、第5回目は、夏だからカレー!スパイスからカレーを作ろう!レッスンです。
◆カレーを構成する3種のスパイス使いを知る!
◆今、思い立ってすぐに使える!戻す手間が要らない豆(レンズ豆・緑豆)使いをマスター
◆おうちでできるタンドリーチキンもメニューに追加!
◆インドの細長いお米バスマティライスを日本米と半々で炊いてみる
その他、
◆アスパラガスの焼き浸し
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