1月28日、旧暦のお正月を迎えました。
2017年本番ですね。
2月3日が節分、そして、4日に立春。
「春が立つ」です。
寒いけれど、梅はほころび、早咲きの桜は咲き始めていますね。
まだまだ寒いけれど、日差しが変わってきて、春の気配を感じること。
それを、分かち合える繊細な感覚は、地球上で日本が位置するこの緯度、経度によるものではないでしょうか。
私は、写真家の星野道夫さんの著作が好きでよく読んでいましたが、
アラスカの秋は、3日ぐらいしかないのだそうです。
…夏から一気に秋になって、わずか3日間の間、木々は鮮やかに紅葉して、
その後、一気に冬になる…。
だからこその鮮やかさ、潔さ。
そんな極北の自然と比較すると、日本は、季節をゆっくりじっくり体験する国ですよね。
といっても、北海道にお住いの方、沖縄にお住いの方とは、また全然違う四季感覚なのだろうなぁと
思うと、なんとも興味深い。
住んでいる土地に根差しながら、季節の波に乗る感覚、おとなになったからこそ理解し、楽しめる感覚、
ますます養っていきたいと思うのです。
★ ☆ ★
さて、さろん楓でインヤンカレンダーを取り扱うようになって5年でしょうか。
毎年お求めになっている方も多いと思います。
○旧暦と月の満ち欠けの関係は?
○土用って夏だけではないの?
○旧暦のリズムに乗るってどういうこと?
○13の月の暦との関係は?
などなど、季節と暦に関するちょっとした疑問ってお持ちのことと思います。
夏至は6月終わりだけど「夏本番、暑さ本番はこれから!」というのは
日本に暮らしていたら、もう半ば常識のようになっているけれど、
なんでだろう?と考えてみると、さっぱりわかっていなかったり。
暦って、本当に奥が深いのですよね。
でも、本を買って勉強するまでしなくても
一度、誰かの話を聞いてみたり、質問をしてみたりすると
バラバラになっている知識がまとまり出す…。
私たちは季節の巡りを何度も何度も体感してきて、からだでは知っているわけだから…。
「そんなことってあるよね」
と、インヤンカレンダーのデザイナーであり、製作者であるつきよみサロンの小川千秋さんと
うんうんと頷き合って、お初に和暦(旧暦)おはなし会 〜インヤンカレンダーの使い方〜 を
開催してみようと思い立ちました。
既に使っている方も、他者のお話を聴くことで広がる世界、理解の深まり、きっとあります。
知識や理屈とからだの感覚がつながる…そんな時間。
日本人に生まれて豊かな感性を持っていることをしみじみと感じ合うそんな時間。
陰陽五行なども学び続けながら、
毎年、カレンダーをデザインしている千秋さんならではの視点、世界観にも触れられると思います。
ご一緒しませんか?
視野、視点、広げてみませんか?
私も楽しみにしています。
和暦(旧暦)おはなし会 〜インヤンカレンダーの使い方〜
日時:2/25(土)10:00〜12:00
場所:目黒さろん楓
参加費:4¸000円(インヤンカレンダー2016&2017つき)
※インヤンカレンダーをお持ちの方はお持ちください。
※今回、既にご購入の方は参加費割引にはならないのです、その点はご了承くださいませ
お申込みは↓
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