さろん楓 真帆です。
いつもありがとうございます。
今をときめく女優さんが時計をはめてるポスター。
キャッチコピーは「なりたい私になる!」
うーん、うーん、
私たち、コレにやられるんだよねぇ。。。
「なりたい私になる!」から連想されるものが
たとえば、
○あの時計を手に入れる!
○ハワイ旅行に行く!
○広くて日当たりのいい部屋に引っ越す!
○素敵なパートナーと出会って結婚する!
○本を出して有名になる!
○収入を上げる!
みたいな「DO=行動」に関するものだったら、すごくいいと思うのです。
でも、だとしたらキャッチコピーは
「やりたいことをやる!」でいいはずなんだな。
なんで「なりたい私」?
ここに広告の罠があるのです。。。
たとえば「なりたい私」像が
○能力の高さを認められる私
○周囲から好かれる明るくて、社交的な私…
○美しく愛される自分…
○高級感があってラグジュリアスな雰囲気が似合う美意識の高い私
のように自分の「在り方」としてイメージされたとすると…。
そんな想い、理想像にたびたび接触していると…?!
理想のセルフイメージばかりが肥大して、
現実の自分と折り合わなくなってきてしまい、
それが逆に自分を苦しめる・・・ということが起きてしまうのです。
「こうなりたい私」 → 「私だってなれる!」
このくらいまではいいのですが、
いつしかそのポジティブ度が
「自分はできるはずだ、私はこういう人」と自分に迫ってきて、
ちょっとした思うようにいかない事態や人からの評価、
人の反応、言葉に必要以上にざわついてしまったりする。
「なりたい私」が気づかずうちに、
自分に対するハードルを高くしてしまって
自分を枠にはめてしまったりして、
なんだか身動きがとれなくなっていく…。
そして、結果的に
「できない自分はダメだ」
というような、得体のしれない苦しさにさいなまれてしまう。
皆さんのおはなしをお聞きしていると、
こんな罠にはまっている人が多いかもしれない、と感じます。
TV、雑誌、ネットなどによって
無意識のうちに脳裏に刷り込まれるなりたい自分像、セルフイメージが
実は自分を苦しめているという構図です。
そもそも自尊心(self-esteem)というのは、
できることもできないことも含めて、
今ある自分自身をかけがえのない価値ある存在と思う気持ちです。
今の自分をそのまま愛そうとしているはずなのに、
なんだかズレていく…。
「今の自分でOK」となって、真に満たされて、
財布の紐が硬くなってしまったら(紐のついたお財布使ってないけどね笑)
困る勢力があるのですよね。
「今の自分ではダメだ」と思ったら、何かをしようと思う。
お金を使おうと思うことになる…。
だからね、広告や雑誌の読み方、
身につけて欲しいなって思っています。
こういうことがこの世のシアワセだというイメージをこれでもかと
植付けようとします。
シアワセがイメージだと苦しいんです。
シアワセは、感情だから、実感するものだから♪
いや、それに乗って、何かを欲しいと思っても、
その勢いで買い物をしてもいいんですよ。
でも、そのイメージ戦略をわかって乗って
楽しむ自分でいて欲しいなと願っています。
ということで、いつの間にか刷り込まれているシアワセイメージに振り回されるのではなく、
「自分の欲求、ニーズを見つめて、それを叶えることがしあわせ」という新しいあり方を創りませんか?
というご提案が「幸福に導くチカラWS」です。
「違いのわかる女でありたい」あなたに、なぁんて言ってしまうのもひとつのイメージ戦略、洗脳かしらん(笑)
詳しくは ⇒ こちら
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