さろん楓 真帆です。
いつもありがとうございます。
先週だったかな、ちょっと面白い体験をしました。
メルマガを書いておりまして、
ちょっと疲れたので、床にごろんと寝っ転がって
目とアタマを休めていたのです。
それで、ぐぅぐぅと寝ちゃいました〜という話ではなく（笑）
そういうときって、いわゆる瞑想状態になりますよね。
あっちとこっちの境、潜在意識と顕在意識の境界を
行ったり来たりするというような。
今、さろん楓の目の前の空き地に施設を建てる工事が
始まってしまっているので、ずっとうるさいんです。
その音は耳にずっと入っているので、
限りなく意識は遠いのだけど、寝てはいないのです。
そのとき、ふと、アタマをコツンと叩かれた気がしたのです。
ん？誰もいないよね？
と思った次の瞬間、ちょっと恐怖もよぎる。
誰かいる？
でも、その次の瞬間、頭の後ろに組んでいた腕が
ぴくんと筋肉反射を起こしていたことに気づきました。
あれ、自分の腕が筋肉反射で微細に動いて、
その振動で自分のアタマがこづかれたと思ったんだ…。
ああ、そういうことか、そういうことが起きていたんだと、
その知覚がゆっくりと自分の中に広がっていく…。
一瞬、わけがわからなくなりました。
自分の中で起きたことよりも
外からの刺激に先に反応する…。
ああ、そうか。
私たちは、外からの刺激には瞬時に気づく。
それが、驚きや衝撃を伴うものだったら尚更です。
なぜって、私たちの肉体は自分を護ろうと本能的に働く。
いわゆる「防御」ってやつ。
そっちのほうが断然早い。
だから、外の刺激が大きかったり、多かったりすると、
自然と内側で起きていることは後回しになる。
意識を向けられなくなる・・・。
私たち現代人にとって、
本当の意味で「自分とつながる」って
意識的にならないとなかなか難しいことですよね。
…自分で引き起こしていることの顛末に気づくその時差と
気づいていくプロセスがとても興味深かったのです。
☆ ★ ☆
「答えはすべて自分の中にある」というフレーズ。
よく聴きますね。
うん、私たちのからだの中では常にいろいろなことが起きている！
到底意識なんてできっこない細胞レベルのあらゆることが。
自分の中のことって、気づきにくい。
だから「気づくように意識しましょう」とは申し上げません（笑）
だって、難しいことは難しいもの。
忙しい日常の中で、それを習慣にするのは限度があります。
ですから、「人の中に入ってみましょう」と
一見矛盾するような提案を私はし続けています。
というのは？
あくびがうつるように、
私たちは、目の前の人がゆるんだら
自分もゆるむという生体反応をする人間です。
これは脳のミラーニューロンという細胞のはたらきと言われています。
目の前の人が笑顔だと、なんだか自分もほっこりする。
目の前の人がどんより落ち込んでいると、なんだか自分も悲しくなっていく。
そんな思いをしたことがありませんか？
私たちは、それだけ周囲の人と感応し合って生きている。
誰もがちゃんと存在している。
あなたも、です。
なんかツラい。
もし、そう感じている方がいらしたら、
ツラさを大切に見つめながら、
笑いも涙も、怒りも、憎しみさえも大切にして生きている人たちの中に
入ってみませんか？
そんな生きるエッセンスをたっぷり浴びることができるから。
しあわせって、悩みや問題がないことをいうのではありません。
しあわせって、「状態」のことをいうのではありません。「感情」だから。
話してみたり、からだを動かしてみたら
そのエッセンスがきっとわかる。
語ってみること、からだを動かしてみること、
おなかを空かせてごはんを食べること、などなど
決してゴージャスだったり、きらびやかだったり、高級感溢れる世界ではありませんが、
小さなしあわせの種をいっぱいご用意してます。
あなたにお会いできることをお待ちしています。
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