春ですね

さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。
 
気がつけば、3月後半も後半。
春休みもスタートして、桜の季節ですね。
 
春めいた日差しとは裏腹に、
時折まだ冷たい風が吹いたりしますが、

体調は崩されていないですか?

 

花粉症でしんどい方も少なくないと思いますが

要らないものを排泄しようとする浄化作用が働いていることに

想いを馳せてみるとまた違った見方ができるかもしれませんね。

 
さぁ、新年度。

働く環境が大きく変わる方、
それに伴う変化の傷みを味わった方、
新しいチャレンジに怖さをいっぱい味わっている方、
日々でいっぱいいっぱいの方、
凹んでいる方…。
逆に変わらない日常に…という方もいらっしゃいますよね。
 
問題や悩みがない人生はないよねと
日々、皆さんとお話をしていて改めて想います。
 
私自身も、先週父が入院し、どう人生を終えるか?を
考えなければならない局面がやってきまして、
随分と原家族のことに心のエネルギーを費やしています。
 
(そんなわけで、物理的、心理的にも忙しくなり
書きかけの文章がPC内に溜まっています…
ブログ更新が滞って、ご心配をおかけしてたら、ごめんなさい)
 
でも、同時に改めて思うのです。
問題や悩みがないことを
「しあわせ」と言うのではない、と。
 
問題や悩みの中で、私たちは
「しあわせ」を感じ、見つけていく生き物、
いや、それができる生き物なのだなと改めて思います。
 
だからこそ、私自身もさろん楓に来ている皆さんも
自分の感情、他者の気持ちも大切にしながら、
落ち着いて、冷静に、感情的になり過ぎることなく、
出来事に対処できるこころとからだの弾力を育むことを
大切に日々歩いています。
 
人とぶつかることが悪いわけではなくて、
むしろ、ぶつかることを通して、
衝突の中から、解決法や合意を生み出せたらいい。
 
自分の本当の気持ち、想いを互いに届け合えたらいい。
 
そうなると、関係性はまぁるくなって転がり出します。
 
感情の爆発が悪いわけではないけれど、
強いエネルギーは、それだけの衝撃波で
どうしても関係性の「硬直」を生みだしてしまう。

誰かがガラガラとシャッターを下ろしてしまったり、ね。

 

そうすると、いつも自然と循環しているはずのエネルギーが停滞するだけでなく、
動き、成長が止まって、こころが、感情が置き去りになってしまうのです…。
 
変な我慢、美徳のつもりだった我慢と共に、
そういう停滞の年月は、人と人との距離を遠くしてしまうのだと思います。
 
まぁるい関係性なんて言うと、言葉はすっきり綺麗だけど
言葉とは裏腹に、これは、もちゃもちゃ、ぐちゃぐちゃ、
もやもやの中に自ら足を突っ込むということ。
 
そういうめんどくささの中にこそ、
本当に欲しいものがある。
 
それを知ってしまったのなら、
そこを進むしかない。
 
人との関係に正解はないと思っています。
セオリーを知っても、ライブで実践できなきゃ意味がない。
 
というわけで、私も含めて、皆、もちゃもちゃ、もやもやの海を
あっぷあっぷしながら泳ぐ日々を実践しています。

 
★  ☆  ★

 

 
最近ね、さろん楓に通ってくださっているクライアントさんたちが
新たな嬉しいご報告をしてくださいます。
 
夫、彼氏、パートナーがさろん楓に通うことを
認めて、応援してくれているんですって。
 
いや、これは本当に光栄であり、嬉しいことです。
 
最初は「怪しいんじゃないか?」「宗教か?」「スピか?」
と疑うらしいですが^^
懸命に話して、ホームページやブログも読んでもらって
今は納得してくれている、尊重してくれているって。
 
会話の中で「まほさん」が登場することも度々だし、
「これはどういうふうに考えたらいいか、まほさんに聴いてきてよ」と
頼まれることもあるって。
 
そう、昨年あたりから、さろん楓はどうして女性限定なの?という声を頂くようになりました。
今、企業社会の中でももっとも必要な「ど真ん中」テーマを扱っているのに、どうして?と。
 
それに伴って、男性でも、このさろん楓の「在り方」に興味を持ってくださる方、
関心を寄せてくださる方が増えてきました。
 
「在り方」とは、
人を変える、説得する、解決させるのではなく、
その人が、自らの中にある変わろうとするチカラを発揮して、
自分で自分を理解し、自ら動きはじめられるように「伴走する」こと。

 

この大切さが認知されつつあること、本当に嬉しいです。

時代がふなだまほに追いついてきた、なんちゃって(笑)

 

いや、冗談を抜きにして^^

先日上映会をした映画「かすかな光へ」の世界観

私たち大人にこそ必要と確信しています。
 
もちろん、依然、道が見えずあがいている方もいらっしゃいますが、
その人にはその人の時計があるので、大丈夫です。
 
味噌や梅干を長年、作っている方はご存知かもしれませんが、
仕込み時期や材料によって、イマイチなものがあるときを越えたら
最高に美味しくなるということがあったりするのです。
進んでいないように見えても、ちゃんと発酵、熟成しているということです。

 

でも、渦中にいてあがいているときは、
決してそんなふうに客観的に見ることができないから
どうなるか不安だし、ひたすらツラくて
気休めばかりを求めてしまうのだけれど。

 

さろん楓に来ている方は、
「今日も来たくなかった」とか
怖い、怖い、しんどい、しんどい、
苦しい、苦しい、嫌だ、嫌だとか
いっぱい弱音を吐いていかれます。

 

でもね、私たちは知ってる。
怖くても、苦しくても、しんどくても
自分がやらなければいけないことを
誰より自分がわかってる。

 

だから、ただ「そうだね」と言ってもらえたら
立ち上がれるのですよね。

★   ☆   ★

さぁ、春。
細胞の働きも活発になります。

 

私たちも自分の内から発酵(=発光)して、熟成を重ねられるよう
この芽吹きの季節を歩きましょう。

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