26歳、NYでの出逢い その1

さろん楓ふなだまほです。

いつもありがとうございます。

 

25〜26歳の頃だったと思います。
NYに2週間ぐらい滞在したときがありました。

 

 

「仕事でNY」と言うと、聞こえはいいのですが、
その仕事は、当時の私にとっては
ずっとやっていきたいことではなく、
心の中では別の「何か」を探していた頃だったのだと思います。

 

…基本的に、真面目で頑張り屋さんだから、
目の前にあることに一生懸命になる。

 

仕事ってやればやるほど面白いわけで
とことんやっちゃう。

 

ACの認められたいという強い欲求全開の頃でしたから、
評価されることも嬉しかった。

 

でも…これをずっとやるの、私?
そんな想いを抱えてたときの出張だったと記憶しています。

 

ふと入った本屋で目にした本がこれでした。

リフレクソロジーの本です。

 

リフレクソロジーというものが存在することは知っていた。

興味を惹かれて、雑誌の小さい記事を切り取って持っていた。

 

けれど、当時、日本でまだこういう本に私は
めぐり合えていませんでした。
ただ単に存在していなかったんでしょうね。

 

「ああ、これだ!」と自分の世界に
ぱぁっと光が射してきたことを覚えています。

 

私が知りたいこと、やりたいことが、
こうやってちゃんと一冊の本にまとまっているんだ、
存在しているんだということに希望を感じると共に
不思議と安堵したんですよね。

 

こういう自分の行動パターンは面白いなと思うのですが、
その日ではなく、また改めて意を決して購入しに行くわけです。
(襟を正す、というような儀式的な想いがあるんだろうな)

 

求めていた世界がちゃんとあることを知り、
一応、任務を果たせた達成感、充実感と共に、
NYという街の持つエネルギー、
そこで暮らす友人の姿に感化されたりして、
自分にエンジンがかかった感覚で日本に戻ってきました。

 

帰ってから、
リフレクソロジーのことを調べたら、
なんとスクールが存在しているではありませんか。

 

さっそく説明会に行って、
実際に海外で学んできた経験をもつ校長に
海外で学ぶことのメリットデメリットを直接聞いたりもしました。

 

いろいろ考えた結果、
このスクールで学ぼうと心を決めます。

 

そこからお金を溜めて、学んで、資格をとって。
エンジンかかってますからね、
その勢いで免許をとって、結婚して。

 

でも、すぐにリフレクソロジーを仕事にしようとは
思わなかったんですね。

 

そういうスタンスで仕事をするのはもっと先でいい。
そう思いました。

 

=つづく=

 

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