居場所がないような想いをしてきたあなたへ
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ごはんの美味しい総合ヒーリングサロン

「楓」と書いて「ふぅ」と読みます

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  1. 只在布衣中
 

只在布衣中

只在布衣中

私が、癒しのサロンに通っていた当時、
今から12年ぐらい前のことです。

 

私は、そのとき31〜32歳。
そこに集っている人の中で一番若かった。


子どもを産んで間もないフリーライターで、
今思えば、何でも持っている人と見られて、羨望と嫉妬の的だったかもしれません。

 

けれど、そのサロンの先生から仕事を依頼されていたこともあって、
評価されないことが怖かった当時の私は、仕事と並行して

息子を育てながら、自分を育て直すことに必死でした。

 

持ち前の鈍感さも手伝ってか、

嫉妬や羨望を感じている隙間もなかった。

 

そんな私にとって、共に学んでいる人の中でちょっと苦手な人がいました。
Sさんです。
なぜなら、文句や愚痴が多くて、いつも嘆いている。
そして、二言目には「真帆さんはいいなぁ」だったから。

「よく嫉妬されるでしょ?」とも言われましたね。

 

私は、自分の口から文句や愚痴が出るぐらいなら、

その状況を変える…ことを信条にしていたぐらいだったので、

彼女の言葉は、いちいちなにか重たいものを乗っけられるように感じて、気が重かったのです。

 

その頃はまだ、そんな本音を伝える術も何も知りませんでした。


けれど、私の、彼女に対する見方ががらりと変わったときがありました。
ある日のWSをご一緒したときのことです。

 

自己紹介の際に、Sさんは、生まれ育った家庭で経験してきたこと、
それゆえに、自己評価が低く、人が怖いこと。
人の怖さゆえに、人間関係に悩むことが多く、そこを超えていきたいと
思って、ここにいることを淡々と語りました。

 

すごかった。
そのシンプルさは圧倒的だった。

私にとっては滝に打たれたような衝撃でした。

 

私がどこか小バカにしていたその人は、
皆の前で堂々と自分の弱さを告白し、情けなさを露呈し、
なおかつ、よりよくあろうと前を向いている。

 

ものすごく素直だったのです。

 

その姿は、人としての尊厳に溢れていました。
弱さは認めた瞬間に強さになることを目の当たりにしました。

 

それは、私のまったく知らない「在り方」だったのです。

 

そんな姿を見て、すぐに「私もああなりたい」なんて思えなかった。
同じ文脈で自己紹介するなら、私はなんて言うことになるのか、
そんな言葉、文脈はおろか、イメージさえ持てなかった。

 

なぜって、私は自分の弱さを隠して、平気な振りをすることが
生きる術になっていて、そのために必死だったから。

 

それまでの価値観ががらがらと崩れ去った瞬間でした。

 

そのとき、かろうじて思えたことは、
こういう人の輪の中に私もいたい、ということ。

この中に、私が知りたい何か凄いものがある…!ということだけでした。

 

そんなWSや学びを重ねて、
その人たちの言葉を聴き、

私も自分の奥に眠っていた感情を見つけ、それを言葉にする…という取り組みを3年近く続けてきたでしょうか。

 

ぺちゃんこになってしまった自尊心。

それを持ち上げていくのは、ものすごく怖い。ものすごい勇気が要る。

そのままでいるほうがよっぽどラクだ。

それでも、その自尊心のかけらは、全身全霊でけなげに生きてきた子ども時代のけなげな想いを救いあげる。

自分の奥の奥に押し込めた気持ち、言葉を絞り出してゆく。

ほかでもない自分自身のために、自分をあきらめずに立ち上がろうとする強さ。

人間の尊厳。温かさ。

それに触れて、何度も鳥肌を立ててきました。

 

そんな経験を共にしてきた人たちの言葉は、

どこかから持ってきて、切って貼ったものではなく

自らの経験を通して、本当にハラから感じて、溢れ出た言葉、表現は、哲学者のごとく、詩人のごとく。

私はそんな言葉に出逢えることになんとも言えない感動を感じていました。

 

その当時、結婚していた夫は、テレビ誌の編集をしていて、
年初からいろいろと騒ぎになっている某事務所のスターたちを取材する仕事をしていました。
やはり、直に接してみると、その言葉や振る舞いにおおっ!と感動するシーンが度々あるのだと言います。

 

時を同じくして、友人もライターとなり、財界、経済界の有名な方のインタビューをするようになっていました。

やはり、そういう方のオーラ、言葉が凄いのだと話してくれます。

 

そんな話を聴いて、共にへぇ!と驚きと感動を共にしたとき、

その内側で、私は特に羨ましくも、自分をダメだとも思わなかったことが嬉しかったっけ。


同じ「おおっ!」という感動を、私は市井の人たちの言葉の中に発見する。

 

私は、そういう人なんだと思った。

 

「それが私だ」と自分で認識するに至った。

 

その認識に達したから、その後、さろん楓設立に至りました。

 

私たちの中に凄いものがある。

悩める普通の人たちの中に、珠玉の言葉があり、自分が成長するヒントがいっぱいある。

 

その想いは今も変わりません。

 

あなたも誰かにとってそんな一人なのです。

 

だからね、いつも言ってます。

どんなにすごい成功者、専門家の講演を聴くよりも、

シェアリングで思わず自分の中から出てくる言葉に出逢うほうが、自分に「効くよ、響くよ」って。

 

そんな「真なるものはなんてことのない普通、日常の中にある、真なる人こそ、市井の中にいる」
という意味の五字熟語が存在していたのですね。さすが中国三千年の歴史!

 

というわけで、それを書いたのです。

 

「只在布衣中」

ただ布衣(ふい)のうちに在り

 

素敵な額装をしていただきました。

ありがとうございました。 

さろん楓 

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